金属製外壁材(センターサイディング)の施工後の注意事項
施工後の注意事項
- センターサイディングの面にハシゴや脚立などを直接立てかけないでください。
- 屋根や雨どいなどからの雨だれによりセンターサイディングに常時雨水があたる場合は、玉石や人工芝を敷くなど、はねが起こらない工夫を行ってください。
- 土台、下屋根、入隅部などで積雪によりセンターサイディングに雪がかぶさるところは、早急に積雪を除去するようにしてください。
- 表面材は金属板を使用しているため、外部からの衝撃はヘコミなどの原因になります。壁面へ衝撃を与えないでください。
- シーリング切れ・ひび割れなどは下地材などの腐食の原因になりますので定期的に点検して補修してください。シーリングの打ち替えは、変成シリコーン系をお使いいただくか、専門施工業者様にご相談ください。シーリングによっては汚れの原因になりますのでご注意ください。
塗膜の耐久性能について
センターサイディングは施工完了後より継続して太陽光(紫外線)、風雨、雪、気温の変化など、常に過酷な条件に置かれています。
センターサイディングは耐候性の高い塗装、鋼板を使用し、外壁材として十分な基本機能を備えた商品ですが、定期的な点検とメンテナンスを行っていただくことで、さらに長期間性能を保ち続けることができます。
- センターサイディングに使用される塗装高耐食GLめっき鋼板は、長い時間をかけ、上記過程でゆっくりと変化していきます。
鋼板は塗膜、めっき層で2重に保護されており、赤錆10年保証などの優れた耐久性能を有します。
また、塗膜が傷んできた時期(白亜化(チョーキング)※が目立つなど)に再塗装を行うことで、耐用年数をさらに延ばすことも可能です。(再塗装の方法は、住宅の状態・環境によって異なります。住宅会社様・専門業者様にご相談ください。) - 日常点検・定期点検、再塗装の目安は「メンテナンススケジュール」を参考に実施してください。
- 再塗装については、住宅全体の状況を確認いただいた上で、専門業者様に相談し、総合的に判断願います。
※白亜化(チョーキング) 塗膜表面の顔料および樹脂成分が長期間の暴露によって分解され、粉状になって塗膜表面を覆う現象。外観以外の性能に大きな影響はありません。通常の経時変化であり、赤錆10年保証外となります。 |
推奨塗料メーカーについて
再塗装は以下の塗料メーカーを推奨しております。
推奨塗料メーカー | お問い合わせ先 |
日本ペイント株式会社 | お客様センター:03-3740-1120 |
大日本塗料株式会社 | 建築塗料事業部:0289-29-1916 |
エスケー化研株式会社 | 072-621-7733(代) |