ニチハの外壁材Q&A 商品・性能・施工
【目次】ニチハの外壁材Q&A |
ニチハの外壁材Q&A 商品・性能・施工
Q1. サイディングって何ですか?
A. 建物の外壁などに使用する板状の建材です。
材質により、窯業系サイディング、金属サイディング、樹脂サイディングなどがあります。窯業系サイディングは現在、新築戸建て住宅の約70%に外壁として使われています。ニチハの窯業系外壁材はセメント質や木繊維などを主原料にした、板の表面に型板で柄を成形して塗装を施した商品です。
Q2. 窯業系サイディングは他の外壁材と比べてどう違うの?
A. デザイン性が高く、比較的品質が安定しています。
窯業系サイディングは工業製品なので、比較的品質が安定しています。
柄や色が豊富なので、住宅スタイルに合わせた外観コーディネートをお楽しみいただけます。また、メンテナンスやリフォームが容易にできるのも特長です。
Q3. 厚みがいろいろあるのはなぜ?
A. 柄の意匠性と性能にあわせてお選びいただくためです。
建物は法で定められた性能を有する材料と構造で建てる必要があり、施工地域やその他条件によって求められる性能が異なります。
これに対応するために、さまざまな厚みの商品をご用意しました。
厚みのある商品は、より深い柄を表現できるので、建物のデザインに合わせて、より趣のある外観を表現することができます。
Q4. 厚みの違うサイディングを混ぜて使えますか?
A. はい、もちろん使えます。
施工上、専用部材(見切縁や水切りなど)が必要となる場合もありますので、住宅会社様、工務店様にご相談ください。
Q5. サイディングの厚みによって施工方法に違いはありますか?
A. はい。14mm厚品と16mm厚品以上では異なります。
14mm厚品は釘で留め付け、16mm厚品以上は金具施工をお薦めしています。
(一部金具施工限定商品もあります。)
金具施工は釘頭が壁面に露出する箇所がきわめて少ないので、壁面を美しく仕上げることができます。
(金具施工の製品でもサッシ(窓)の上下や軒先部などは釘で留め付けます。出隅部、バルコニー下端部などは釘で留め付ける場合があります。)
厚 み | 寸 法 | 留め付け方法 |
14mm | 3,030mm | 釘 |
16mm | 3,030mm | 金具または釘 |
1,820mm | 金具 | |
18mm | 1,820mm | 金具 |
21mm | 1,820mm | 金具 |
Q6. どうしてシーリング目地が必要なの?
A. 外部環境による壁面の動きを吸収し、建物の寿命を守るためです。
台風や地震、周辺の交通事情(大きな車が通る)などの外部環境により、住宅の部材は微妙に動きます。
窯業系サイディングについては、壁面の動きを吸収する為、取り付け時にあらかじめ必要な隙間をあけておき、そこを柔軟性のあるシーリング材で埋めて繋ぐ方法が一般的で、これをシーリング目地と言います。シーリング目地は建物への雨水の浸入や外気の内部侵入などを緩和し、建物の寿命と快適な居住空間を守ります。また、窓まわりなどの窯業系サイディングを割れ防止のため、切り欠く部分にはシーリング目地が入ることもあります。
ニチハのシーリング「プラチナシール」は、汚れに強く、切れにくい特性を持つ超高耐久仕様です。「凝集破壊・白化15年保証」を実現しています。
Q7. 縦張り施工と横張り施工がありますが、性能に差はありますか?
A. 性能に差はありません。
商品のサイズ、実加工方法や柄の向きによって縦横両方に使える場合と、縦張り専用または横張り専用の商品があります。
Q8. 淡色のサイディングは汚れが目立ちやすいのでは?
A. 淡色は汚れが目立ちやすい傾向があります。
白いサイディングで汚れを目立たせたくない場合は、雨で汚れを流し落とすマイクロガード品をお薦めします。