素敵な外観はこう作る!~7つの外観スタイルのつくり方~
素敵な外観はこう作る!
~7つの外観スタイルのつくり方~
ライフスタイルに合った理想の外観を実現するには、まずはニチハの提案する7つの外観スタイルから、家族の好みのスタイルを知ることが近道です。
ここでは、それぞれのスタイルの特長や、外装コーディネート例をご紹介します。
モダンスタイル ModernStyle
フラットや片流れの屋根と、シンプルで直線的なフォルムが特長の住宅スタイルです。
モノトーンを基調に、幾何学的な柄やシンプルな柄をメインに使用します。ビビットな差し色や金属やガラスなどを合わせて、クールに仕上げたり、木目と組み合わせてナチュラルに仕上げたりと、幅広く展開できます。また、壁の前に格子設けるデザインなどは、防犯効果や目隠し効果も狙えて人気です。
ベージュ系の丸みのある柄を使用したナチュラルモダン |
異なる石柄を組み合わせたスタイリッシュなデザイン |
ジャパニーズスタイル JapaneseStyle
日本の風土が育んできた伝統的な和風スタイルには根強い人気がありますが、近年はモダンテイストをプラスした和モダンスタイルにも関心が高まっています。
ベース部分には、櫛引柄や塗り壁柄など、素朴でシンプルなデザインを選びます。アクセントには、ナチュラルな風合いの木目柄、重厚なイメージの石柄、シックな小端積柄などがおすすめです。
和の趣きただようた佇まいが印象的 |
コントラストを効かせた和モダンスタイル |
南欧スタイル MediterraneanStyle
南フランスなどの地中海沿岸一帯に見られる、明るい日射しによく映える住宅スタイルです。
明るい色調の塗り壁柄に素焼きや陶製の洋瓦を組み合わせます。アクセントには、自然な揺らぎや手作り感のある石柄やレンガ柄を組み合わせ、南欧のあたたかみを感じられるカジュアルな印象を表現しましょう。
アシンメトリーにデザインされたかわいらしい南欧風住宅 |
急こう配の大屋根が印象的なイルドフランススタイルの邸宅 |
北欧スタイル ScandinavianStyle
日照条件の厳しい北欧に適した、急勾配の大きな切妻屋根、広い開口部が特長のナチュラルな住宅スタイルです。
木や石などの自然素材をモチーフにした外壁を選び、上部に濃色を使います。1階に淡い色調の石柄、2階に茶系の木目柄やライン柄を用いると、北欧らしくなります。
破風、幕板、サッシを白に統一した北欧スタイル |
窓や玄関ドアに北欧風テイストを巧みに取り入れたデザイン |
アーリーアメリカンスタイル Early AmericanStyle
17~18世紀のアメリカ東海岸を彷彿させる住宅スタイルです。
明るい色調の板柄を全面に使ったり一部レンガ柄を用いたり、全面レンガ柄にしたりしますが、共通しているのは白く塗装された破風やポーチ柱、妻飾り、窓の左右の飾り戸などです。家全体を明るく引き立てます。
アーリー・コロニアル様式を取り入れた均整の取れた外観 |
優しく上品なイメージのクイーン・アン様式の住宅 |
ブリティッシュスタイル BritishStyle
イギリスの歴史と伝統を感じさせる重厚で格調高い住宅スタイルです。
味わい深い色合いのレンガ柄に、明るい塗り壁柄を組み合わせます。色のメリハリにより、エレガントにもクラッシックにも仕上がります。屋根形状を急勾配にし、ハーフティンバーを縦、横、斜めに飾るデザインはチューダー様式とも呼ばれ、ブリティッシュスタイルの大きな特長であるとされています。
森の中に佇むくつろぎの避暑地に建つ住宅 |
レンガ柄を全面に使った普遍性の高い英国風 |
コンテンポラリースタイル ContemporaryStyle
どのような街並みにも馴染みやすく、様式にとらわれないオーソドックスな住宅スタイルです。
外観は好みのイメージに合わせて、石柄やレンガ柄、タイル柄などをコーディネートします。色あいは、ブラウンやベージュ、グレーなど鮮やかすぎない、シックで落ち着いたものがおすすめです。
植栽を取り込み周辺環境との調和を図ったデザイン |
ブラウンやベージュを用いたワンランク上の落ち着きある住まい |