CO₂排出量削減の取組
脱炭素社会の実現に向けたCO₂排出量削減目標の設定
ニチハグループは、従来より環境負荷低減への取組を企業経営の重要なテーマと位置づけ、グループ全体で環境施策に注力してまいりました。この度、持続可能社会の実現に向けて、ニチハグループの国内主要会社におけるCO₂排出量(Scope1・2)の削減目標を設定しました。今後も様々な手法を試み、温室効果ガスの排出量削減に取組んでまいります。
※国内主要グループ会社:ニチハ株式会社、ニチハマテックス株式会社、高萩ニチハ株式会社、八代ニチハ株式会社、ニチハ富士テック株式会社
これまでのCO₂排出量削減の取組
2009年より、ニチハおよびグループ会社の生産工場から排出するCO2を大幅に削減する施策の一つとしてクリーンエネルギーへの燃料転換を推進しています。今後もクリーンエネルギー※への燃料転換を推進してまいります。
ニチハマテックス 習志野工場●環境にやさしい"都市ガス13A"への燃料転換により、業界初のJ-クレジット制度(旧国内クレジット制度)※の事業承認を取得 ニチハマテックス 習志野工場 |
ニチハ いわき工場●クリーンエネルギー"液化天然ガス(LNG)"への燃料転換により、J-クレジット制度(旧国内クレジット制度)※の事業承認 (国内最大級)を取得 ニチハ いわき工場 LNGサテライト基地 |
業界初「J-クレジット制度」の事業承認を取得
環境配慮型企業として国内排出権事業で業界をリード
ニチハグループは、2011年1月27日にニチハマテックス 習志野工場で業界初のJ-クレジット制度※の事業承認を取得し、CO2の排出削減事業に取組みました。また、ニチハ いわき工場でも、2012年10月にJ-クレジット制度の事業承認の取得をしました。今後も、本格的な環境施策を実践してまいります。
※クリーンエネルギー:太陽光、地熱、風力など、燃焼などによるCO2排出などの環境への負荷を軽減できるエネルギー。
※J-クレジット制度:省エネルギー機器の導入や森林経営などの取組による温室効果ガス(CO2など)の排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認定する制度です。本制度は国内クレジット制度とJ-VER制度が統合した制度で、国により運営されています。